AIで旅行プランを作る方法【2026】プロンプト例と注意点

使い方ガイド

AIに条件を伝えれば、旅程・モデルコース・予算配分・持ち物リスト・現地の翻訳まで数分で草案が出せます。「まずChatGPTやGeminiに骨格を作らせ、店や営業時間は必ず公式・地図で裏取りする」——これが2026年の失敗しない使い方です。旅の計画に時間をかけたくない人、条件が多くて自分では組みづらい人に向いています。ただしAIは「実在しない店」を平気で出すことがあるので、最終確認は必ず自分で行いましょう。

この記事では、行き先提案からタイムスケジュール、予算計算、雨天プラン、現地の会話・翻訳まで、そのままコピーして使えるプロンプト例を具体的に紹介します。医療現場で働くかたわらAIツールを日常的に使う編集部が、実際の使い勝手と注意点を整理しました。

結論:AIは「たたき台づくり」に最強、最終確認は人間がやる

2026年7月時点で、旅行計画のAI活用は「まずChatGPT/Geminiに聞く」がすっかり一般化しました。行き先の提案、日ごとのタイムスケジュール、ご当地グルメ、持ち物リスト、予算計算、雨の日の代替プランまで、条件を渡せば数分で草案が出てきます。

ただし複数の体験記事が共通して指摘するのは「AIは出発点。最終確認は利用者がやる前提」という点です。存在しない施設を創作したり、停車しない駅を停車すると答えたり、移動距離を誤ったりする例が実際に報告されています。AIに雰囲気の把握や条件整理をさせ、事実は自分で裏取りする——この役割分担が一番賢い使い方です。

旅行計画に使える主なAIツール(2026年版)

まずは道具の把握から。用途ごとに得意分野が分かれているので、1つに絞らず組み合わせるのがコツです。

ツール 得意なこと 料金の目安
ChatGPT 旅程の全体設計・持ち物・予算内訳づくり 無料枠あり/Plus 月$20
Gemini Googleフライト/ホテル/マップ連携・しおり自動生成 無料枠あり
Perplexity 出典付きで営業時間・料金のファクトチェック 無料枠あり/Pro 月$20
Claude 旅程の草案づくり(汎用生成AI) 無料枠あり/Pro 月$20
AVA Travel プラン・予約・持ち物・VISA・通貨まで集約 無料(一部有料)
Funliday 3キーワードで旅程を自動生成 生成AIは1日10回無料
NAVITIME Travel 地図連動・ルート最適化 無料1日4回/有料30回

汎用の生成AI(ChatGPT・Gemini・Claude)は骨格づくりに、旅行特化アプリ(AVA Travel・Funliday・NAVITIMEなど)は「実在しない店を出しにくい」点で予約や地図連動に、それぞれ強みがあります。海外向けにはPlaruやLayla AI($49/年目安)といった専用アプリも増えています。ChatGPTの基本操作に不安がある人は、ChatGPTの使い方(初心者ガイド)もあわせて読むとスムーズです。

Geminiの差別化点はGoogle連携

Geminiの最大の強みは、Googleサービスとの連携です。Googleフライト/ホテルのリアルタイム情報で航空券・宿を比較でき、Googleマップと連動して近隣スポットを提案します。YouTube動画から「行くべき店リスト」を作ったり、Gmailの予約確認メールを読み取ってチェックイン時間に合わせた「旅のしおり」を自動生成することも可能です(データはモデル学習に使われないと明記されています)。旅行特化ページ(gemini.google/jp/discover/ai-trip-planner)も用意されています。より詳しい使い方はGeminiの使い方ガイドを参照してください。

ステップ別・そのまま使えるプロンプト集

AIの回答は「条件をどれだけ具体的に伝えるか」で質が大きく変わります。目的・期間・予算・同行者・興味・食事の好み・出力形式を明示するのが共通のコツです。役割を指定(「旅行プランナーとして」)し、出力形式(タイムテーブル/項目別予算)を指定するのが定番の型です。

1. 行き先を提案してもらう

まだ目的地が決まっていないなら、条件から候補を出させます。例:「旅行プランナーとして提案して。GW(5/3〜5)に2泊3日、東京出発、新幹線か飛行機で3時間以内、カップル、予算1人5万円、自然+温泉+グルメ。GWでも比較的混雑しない穴場がいい。各候補に①おすすめ理由②混雑度③ベストな交通手段を付けて3つ提案して」

2. 日ごとのタイムスケジュールを組む

行き先が決まったら、時間割に落とし込みます。例:「金沢で2泊3日の旅程を作成して。1日目:昼頃到着→観光+夕食+温泉、2日目:終日観光でランチはご当地グルメ、3日目:午前観光→15時出発。各スポット間の移動時間を含めたタイムスケジュール形式で、各スポットに滞在時間の目安も付けて」

より細かく指定したいときは、次のように条件を盛り込みます。例:「以下の条件で旅行プランを作成してください。目的地:金沢/期間:2026年5月3日〜5日(2泊3日)/人数:大人2人・子供1人(8歳)/出発地:東京/予算:1人5万円/好み:自然+温泉+グルメ。出力形式=日ごとのタイムテーブル(9:00〜20:00)、各スポットの滞在時間と移動時間、1日の食事プラン(店名と予算目安)、予算の内訳」

3. 予算を項目別に配分する

「合計いくらかかるか」を先に把握しておくと計画が現実的になります。例:「大人2人・子供1人で金沢2泊3日の旅行費用を項目別(交通・宿泊・食事・観光・雑費)に計算し、合計金額と節約ポイントを3つ出して」

お金にまつわる数値はあくまで目安です。AIの試算は概算であり、実際の運賃・宿泊費は時期や予約サイトで大きく変わります。断定的な保証ではない点に注意し、最終的な金額は予約サイトで確認してください。

4. ご当地グルメ・食事を探す

例:「金沢で食べるべきご当地グルメを10個。各グルメに①おすすめの店名②予算③地元民の評判④混雑を避けるベスト時間帯を付けて」。ただし店名や営業情報はAIが誤りやすい部分なので、必ずGoogleマップで実在を確認しましょう。日々の献立でもAIが役立つ話はAIで献立・家事をラクにする方法で紹介しています。

5. 持ち物リストを作る

忘れ物を防ぐには、カテゴリ別に整理させると抜けが減ります。例:「5月上旬の金沢旅行(2泊3日)の持ち物リストを、カテゴリ別(衣類・日用品・子供用品・電子機器・書類)に分け、『必須』『あると便利』の2段階で整理して」

6. 雨天・急な予定変更に備える

天気は変わるもの。あらかじめ代替案を用意しておくと安心です。例:「金沢で雨の日でも楽しめる屋内スポットを5つ挙げて」。旅行中の急変にも使えます。例:「午後から雨になりそう。金沢駅周辺で午後に行ける屋内スポットにプランを変更して」

7. 「旅のしおり」にまとめる

できあがったプランは、共有・印刷しやすい形に整えます。例:「このプランを『旅のしおり』形式にまとめて。PDF出力用にレイアウトして」。GeminiならGmailの予約メールを読み取ってしおりに反映させることもできます。

現地での翻訳・会話に使えるAI

海外旅行なら、現地の翻訳・会話アプリが心強い味方です。用途別に選びましょう。

  • Google翻訳——100超の言語に対応。カメラで看板やメニューを即翻訳、オフライン利用、2言語のリアルタイム会話モードまで全機能無料。旅行の会話用途では最有力です。
  • DeepL翻訳——自然でニュアンスに強く、フォーマルな文向き。カメラ翻訳・リアルタイム翻訳あり(無料枠+有料 月1,200円〜)。
  • 翻訳王——53言語対応で写真・音声・会話に無料対応。
  • Felo 瞬訳——GPTベースのリアルタイム同時通訳、15言語以上。

Geminiや翻訳アプリのカメラ機能も便利です。例:「(カメラで撮影して)このメニューを日本語に訳して。辛さやアレルギー(卵・乳)に触れている料理を教えて」。会話フレーズを教えてもらうこともできます。例:「『これは何が入っていますか? 辛くできますか?』を現地語で、発音のカナも付けて教えて」

翻訳アプリの選び方をもっと知りたい人はAI翻訳ツールの比較・使い方もどうぞ。なお会話モードは端末のオフライン言語パックの事前ダウンロードや通信環境に依存し、騒がしい場所では精度が落ちます。過信は禁物です。

AIの旅行プランで絶対に外せない注意点

便利な一方で、AIの旅行プランには構造的な弱点があります。トラブルを避けるため、以下は必ず押さえてください。

  1. 実在しない店・施設を疑う。体験記事では「神戸市立ポートアイランド博物館」「アクアパルク博多」など、実在しない施設を創作した例が報告されています。提案された店名・施設は必ずGoogleマップで実在確認しましょう。
  2. 交通・移動時間は誤りやすい。停車しない駅を「停車する」と答えたり、実際は4〜5km(徒歩約40分)の距離を「徒歩10分」と誤る例があります。特に地方・ローカル路線は要検証です。
  3. 移動時間は渋滞込みで1.5〜2倍に補正する。AIの移動時間はGWの渋滞や混雑を織り込まないことが多いため、繁忙期は通常の1.5〜2倍を見積もるのが安全です。
  4. 営業時間・定休日・料金は公式で確認する。古いデータのままのことがあり、特にGWなど祝日期間は臨時休業もあり得ます。予約要否も含め、公式サイトや電話で確認しましょう。
  5. 「ハルシネーションしないで」は効かない。AIは確率で言葉を選ぶ仕組みのため、プロンプトで頼んでも事実性は担保できません。人間の裏取りが必須です。

ChatGPTの無料版は当日の運行やイベント、臨時休業といったリアルタイム情報を持たない前提です。最新性が要る部分は、Google連携のGeminiや出典付きのPerplexity、公式の一次情報で補いましょう。

おすすめの実務フロー

失敗を減らす王道の流れはこうです。①ChatGPTでプランの骨格を作る → ②Geminiで地図・実在・近隣スポットを確認する → ③Perplexityで営業時間・料金を出典付きでチェックする → ④予約はじゃらん・楽天トラベル等の予約サイトで行う → ⑤移動時間を渋滞込みに補正する。Perplexityでの確認は例えばこう頼みます:「このプランに出てきた店・施設について、実在するか・2026年時点の営業時間・定休日・料金を出典URL付きで確認して」

否定的な視点の記事は「AIは具体プランより雰囲気把握に使える。駅員や現地の人に聞く代わりにはならない」と結論づけています。AIはあくまで出発点、と割り切るのがちょうどいい距離感です。

よくある質問

Q. 旅行プランはChatGPTとGeminiのどちらがいいですか?

A. 旅程の骨格・持ち物・予算づくりはChatGPT、地図連携やリアルタイムのフライト/ホテル比較、しおり自動生成はGeminiが得意です。両方を併用し、最後にPerplexityで営業時間などを確認するのが2026年時点のおすすめの型です。

Q. 無料でどこまでできますか?

A. ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claudeはいずれも無料枠があり、旅程作成や翻訳の基本は無料で試せます。Google翻訳はカメラ翻訳・会話モードまで全機能無料です。無料回数や機能は変わりうるので、導入時は公式で最新を確認してください。

Q. AIが出した店や施設をそのまま信じて大丈夫ですか?

A. いいえ。実在しない店や閉店済みの店、停車しない駅などを提案する例が報告されています。店名・施設・営業時間は必ずGoogleマップや公式サイトで確認してください。

Q. ゴールデンウィークの計画で気をつけることは?

A. 移動時間の見積もりです。AIは渋滞・混雑を織り込まないことが多いため、繁忙期は通常の1.5〜2倍で見積もりましょう。臨時休業や予約要否も公式で確認を。

Q. 海外での会話にはどのアプリが便利ですか?

A. カメラ翻訳・オフライン・2言語会話モードまで無料のGoogle翻訳が最有力です。ニュアンス重視ならDeepLも。会話モードは事前に言語パックをダウンロードし、静かな場所で使うと精度が上がります。

本記事は公式情報・利用者の評判をもとにした独自調査に基づく一般的な情報です。料金・仕様は変わる場合があり、お金や健康に関わる判断は各分野の専門家・公式情報をご確認ください。

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